回避依存症彼氏に連絡しても音信不通になったり、いい雰囲気になっている男性と急に連絡がとれなくなったりして、「どうして無視するの?」と疑問に思ってはいませんか?
それまでなんの問題もなく連絡がとれていたのに、急に音信不通にされると不安になりますよね。
だからといって、連絡をしないことを責めたり、こちらからも無視していたりすると、回避依存症の彼との関係はそこで終わってしまいます。

せっかく好きで付き合えたんだから終わりになんてしたくない! 音信不通にされたときの対処法を教えて!
結論を言ってしまうと、音信不通にされたときは無視し返さず、相手のペースに合わせた連絡をすることです。
私は、過去にお付き合いしていた回避依存症男性に音信不通にされ、連絡も何度も無視されたことがありましたが、正しい対処法を実践したおかげで、良好な関係を築くことができました。
この記事では、以下の2テーマについてお話しします。
- 回避依存症の彼が無視・音信不通にする理由
- 回避依存症の彼からの無視・音信不通への対処法
回避依存症の彼からの無視や音信不通にどう対処すればいいのか悩んでいる方、音信不通を乗り越えて彼とまた連絡を取り合いたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
回避依存症の彼が無視・音信不通にする理由

本当の自分を知られて拒絶されるのが怖い
回避依存症の人は、ある一定のラインまでは他の人と仲良くできるのですが、相手がその先を越えようとしてくる(つまり親密になろうとしてくる)と、恐怖を感じて距離をとってしまうという特性があります。
本当の自分を知られてしまって嫌われ、見捨てられてしまうのではないか……という心理が働くからです。
中には「親しい人がいなければ、見捨てられ不安を恐れなくて済む」と考えている回避依存症の人もいます。
ですので、あなたがもっと回避依存症の彼と親しくなりたいと思うほど、相手は距離をとりたがります。
その結果として無視・音信不通にすることが考えられます。
彼女からの束縛に耐えられない
回避依存症の人は、ささいなことでも束縛だと感じる傾向があります。
例えば、「毎日必ず1時間は通話してね」と言われたら、多くの人がそれを束縛だと感じますよね。
ただ、「今なにしてるの?」というメッセージがきても、特になんとも思わないのではないでしょうか。
実は回避依存症の人は、「今なにしてるの?」というささいなメッセージでも、それを束縛だと感じます。
また、彼女が笑顔で「あなたのために手料理を作ったの」といえば、一般的に男性はそれをうれしいと感じますが、回避依存症の人にとってはそんな彼女の愛情さえ「重い」と感じ、束縛されていると思ってしまいます。
このように、なんでもないことでも束縛だと感じてしまうせいで、彼女からの愛情を重いと思い、束縛から逃れたいがために連絡を無視したり、音信不通にしたりするのです。
相手より優位に立ちたい
回避依存症にも様々なタイプがあります。
その中でも、彼女より優位に立ちたいと思って無視や音信不通にするのは、上下関係を作って相手を支配しようとする「独裁者タイプ」と「搾取者タイプ」に見られます。
音信不通にすることで彼女に不安を与え、無視しないでほしいと言わせようとするのです。
そうすれば、回避依存症の人は自分が求められているという優越感に浸れますし、自分のほうが立場が上だと実感できます。
わざと無視や音信不通にするのも、実は根っこは「回避依存症の人が強く感じる見捨てられ不安を解消するため」なのです。
独裁者タイプと搾取者タイプは他のタイプとは違い、解消する手段が「相手を突き放す」のではなく「相手を自分に依存させる」ことです。
ただし、ささいなことでも束縛だと感じる特性は独裁者タイプにも搾取者タイプにもあるので、彼女がベッタリと依存しすぎてきたらうざったく感じて距離をとるでしょう。

無視する理由はわかったから、早く音信不通にされたときの対処法を教えて!
回避依存症の彼との音信不通中は冷却期間だと思って無視しないこと

すみません、具体的な対処法をお伝えする前にひとつだけ。
回避依存症の彼から無視され、音信不通にされたときに、心がけることがあります。
それは、「連絡を無視され音信不通になっている間は、恋愛を続けるための冷却期間だと思う」ことです。
特に、本当の自分を知られるのが怖い・彼女からの束縛に耐えられないと思っているタイプは、悪気があって無視や音信不通をしているのではありません。
見捨てられる恐怖や、束縛を束縛と思わないように自分の中で戦っている最中なのです。
当然、心に余裕なんてありませんから、どうしてもあなたに連絡する力が残っていません。
ですのであなたは、音信不通の間、彼が自分を落ち着けてまたいい雰囲気に戻るために努力するための冷却期間だと思いましょう。
彼が連絡を無視して音信不通にしている理由が、相手より優位に立ちたいためだった場合も、冷却期間だと思いましょう。
あなたから相手にされないと感じたら、回避依存症の人は自然としれっと連絡をとってきます。

なるほど! じゃあ私は彼を信じて、まったく連絡をしないで待っていればいいんだね!
……と思うかもしれませんが、こちらも彼を徹底無視するのはNGです。
「彼女にとって自分は必要ないんだ」と感じて、彼がそのまま離れていってしまうからです。
回避依存症の彼からの無視・音信不通にはこう対処しよう

音信不通の間は冷却期間だと思いつつ、相手と距離を保って接するのが大事です。
メッセージを無視されたら、相手は自分との戦いで余裕がないのだと判断して、押し付けがましくない程度に応援の言葉をかけて連絡頻度を大幅に落とす。
デートの誘いは基本的にしない。自分語りのメッセージは相手の負担になるのでしない。
このような感じで、音信不通中はどうすれば彼が安心して自分と戦えるのかを考えて、相手本位で応援していきましょう。
越えたらいけないラインを越えないようにしつつ、うざったいと感じさせないような連絡を入れられたらベストです。

連絡を入れるタイミングを見極めるのは難しそうだけど、がんばってみよう。
度を越えた努力は禁物ですよ。
あなたのできる範囲でがんばるのが一番大事です。決して、あなた自身を犠牲にしてまで関係改善をしてはいけません。
他人は自分を映す鏡とはよく言ったもので、自分を大切にできない人には相手からも「この人のことは大切にしなくていいんだ」と思われてしまうからです。
たとえ彼からの無視や音信不通が改善したとしても、彼はあなたのことを雑に扱うようになるかもしれませんからね。
冷却期間を設けることで回避依存症の彼からの無視・音信不通は改善する

最後に、回避依存症の彼から無視・音信不通にされたときの心構えや対処法をまとめます。
回避依存症の彼が無視・音信不通にする理由は、「本当の自分を知られるのが怖いから」「彼女からの束縛に耐えられない」が多く、独裁者タイプや搾取者タイプであれば「相手より優位に立ちたいから」というのも考えられる。
回避依存症の彼から音信不通にされている間は冷却期間だと思い、彼が自分の中で自分と戦っているのを応援しよう。
音信不通中に自分も相手を無視すると、彼はあなたにとって自分は必要のない人間だと判断して去っていってしまうので、タイミングを見極めたうえで彼の負担にならないように連絡を入れてみよう。
一定の距離を保って接すれば、いずれ彼にも余裕が戻り、無視も音信不通も解消されるでしょう。
ただし、繰り返しになりますが音信不通中の対処はあなたのできる範囲で行うのが一番重要です。