子どもっぽい彼氏を最初は可愛いと思っていたけれど、次第に幼稚さを感じてうんざりしてしまう女性は少なからずいると思います。
大人の男性であれば、それ相応の思考や振る舞いを身につけてほしいですよね。
ですが、「幼稚」と「子どもっぽい」には、実は明確な違いがあります。
ですので、実は幼稚さと子どもっぽさは男性の中には両立しないのです。それぞれの特徴によって、彼氏が幼稚な男と子どもっぽい男のどちらかに分類されるでしょう。
幼稚な男と子どもっぽい男のどちらかは、大人になってほしいというあなたの期待にこたえません。それどころか、付き合うとあなたを不幸の道へ引きずり込みます。
幼稚な男と子どもっぽい男の違いを知らずに、いわゆる「地雷男」に引っ掛かってしまうと、幸せな恋愛ができなくなってしまうのです。
さて、あなたは幼稚な男と子どもっぽい男、いったいどちらが付き合うと危険な「地雷男」だと思いますか?
付き合うと危険なのは幼稚な男? 子どもっぽい男?

付き合うと危険なのは「幼稚な男」です。
幼稚な男には、
- 自分が大好きで仕方がない
- 自分の都合が最優先
- 自分勝手さがすぎる
この3つが兼ね備わっています。
対して、子どもっぽい男には、
- 物事の善し悪しの判断ができない
- 言動が幼い
という特性があります。
身勝手さで言えば幼稚な男も子どもっぽい男もほぼ同レベルなのですが、子どもっぽい男はそもそも物事の善し悪しが判断できていません。
ですが、判断ができるようになるまで成長すれば、その男性は子どもっぽい男からは卒業できるのです。
一方、幼稚な男は物事の善し悪しをわかったうえで、自分のやりたいままに振る舞います。
ですので、幼い子どもに「これをしてはいけないよ」と言い聞かせるように判断の仕方を教えても成長は見込めません。
それどころか、「俺のやりたいことに口出しするな」と反発してくるでしょう。
そういった意味も含むと、幼稚な男には実は幼児性というよりも、サイコパスな気質があると考えて良いでしょう。
幼稚な男は「外見は大人、中身はサイコパス」なのに対し、子どもっぽい男は「外見は大人、中身は子ども」なのです。
まだ人生経験の浅い子どもは、無知であることによって様々な失敗をします。
そのたびに親が判断の仕方を教え、反省を促すことで、子どもは成長するのです。
ですので、中身が子どもであるなら、本人が失敗して周囲が正しい判断を教えてあげれば大人になれます。
ただし、子どもらしさでもっともらしくコーティングされたサイコパスには、いくら周囲が正しいことを言っても聞き入れません。
よって、幼稚な男はよほどの手痛い失敗をして反省しない限り、幼稚な男からは脱却できないのです。
子どもっぽい男は、今はあなたに迷惑をかけてしまっているかもしれませんが、正しい道を示されれば成長していくので、将来大人になる可能性が高いです。
ですが、幼稚な男は自分のために恋人を利用するうえに、正しい判断の仕方を教えても聞き入れず「俺は俺のルールで生きる」ので、お付き合いする女性を一生幸せにできず、むしろ不幸のどん底に叩きつけるのです。
幼稚な男がとる具体的な行動

幼稚な男には、「自分が大好きで仕方がない」「自分の都合が最優先」「自分勝手さがすぎる」という3つの特徴があることがわかりました。
それでは、具体的にどのような行動をとったら、その人は幼稚な男になるのでしょうか?
あなたの彼氏が当てはまっているかもチェックしながら見ていきましょう。
自分の非を指摘されたら逆ギレする
例えば浮気など、明らかに幼稚な男に非がある問題が起こったとしましょう。
浮気は恋人との信頼関係を壊す、してはならない行為です。
ですが、彼女がそう指摘したところで幼稚な男はこう反論するでしょう。
「お前はもう女として見れなくなったんだよ」
「そもそも、お前が悪い! 浮気されたくなかったら努力しろよ」
彼女を傷つけるような言い訳をしたり、自分の責任を恋人に押し付けるのは典型的な幼稚男です。
問題が起きたときに話し合いをしないで逃げる
ここでいう問題というのは、彼女と幼稚な彼氏の間で起きた比較的重めの問題をさします。
代表的なのは、付き合いはじめてからの連絡頻度でしょうか。
一般的に男性は、付き合うにつれて安心感を抱くので、彼女への連絡が減る傾向にあります。
対して女性は、連絡をほしがる人が多いので、ここでお互いにすれ違いが生じます。
女性が冷静に「連絡がないと寂しくなるから、1日1回でもいいので連絡してほしい」と言ったとすると、健全な彼氏であれば理解を示して自分のできる範囲で連絡するか、どうしても連絡を入れる頻度が増やせないのであれば理由を言って頭を下げることでしょう。
ですが、幼稚な彼氏は
「今までさんざん連絡してやっただろ」
「あのさぁ、だったら別のことをして寂しさを紛らわせばいいじゃん」
などと、彼女からのお願いを要求だととらえて上から目線で否定したり、自分の連絡頻度が減ったことに不満を言われて逆ギレします。
健全なカップルであれば、お互いがお互いの主張を聞いて理解して、そのうえで負担なくふたりにとってベストな結論を出せるようにすり合わせを行います。
幼稚な男が彼氏の場合はその話し合いすらしません。
自分に興味のないこと、ましてや面倒ごとの解決は他力本願なので、彼女に責任と改善を押しつけるのです。
目的を忘れ、リスクを考えず欲望に溺れる
幼稚な男は、将来の夢といった人生の目的をもっていたとしても、欲望に負けて道を踏み外すことがあります。
例えば、バンドでメジャーデビューを目指していたとして、毎日のトレーニングやライブハウスでの演奏、知名度あげをがんばっていたとします。
ですが、もしバンドで成功したい理由が「女性からちやほやされたい」という欲望のうえに成り立っていた場合、幼稚な男はデビュー前もデビューできたとしても、ファンなどの女性たちに手を出しまくるでしょう。
健常な男性であれば、乱れた女性関係を続けると彼女を悲しませるし、最悪失うことになるかもしれない、またファンを妊娠させてしまうかもしれないと考え、女遊びは控えるはずですが、幼稚な男は彼女がいたとしても「バンドの知名度をあげるために仕方なく」という嘘をついて、乱れた女性関係を続けます。
この例は性欲に溺れて道を踏み外したものを挙げましたが、ようは幼稚な男は「目的に向かって正しく努力できず、リスクを考えることもできない」のです。
もし道を踏み外したときに、このままではまずいと気づき、自力あるいは彼女などの助けを借りることができれば幼稚な男からは一歩脱却できます。
ですが、彼女がいくら彼氏のためを思って叱っても聞かなかったり、道を踏み外している自覚がなければ、偶然成功したとしても幼稚な男は幼稚なままです。
人や物事を思い通りに動かそうとする
幼稚な男は「俺様がルール」なので、自分の思い通りに人が動かなかったり物事が進まなかったりすると不機嫌になります。
例えば、幼稚な男が「結婚したら彼女は専業主婦になってほしい」と考えているのに対し、彼女は仕事を続けたい場合、彼女の言い分を聞かずに無理矢理専業主婦にさせようとします。
また、彼女は自分の所有物だと考えているので、他の男性に目を向けないように束縛が強くなることもあるでしょう。
そういう幼稚な男に限って、自分は束縛されたくないと言って女遊びや浮気を繰り返します。
彼女が文句を言っても、幼稚な男は話し合いをしないで逃げます。
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子どもっぽい男がとる具体的な行動

それでは、子どもっぽい男がとる具体的な行動はなんでしょうか?
どれも痛いと思われがちなものばかりですが、子どもっぽい男は本人が失敗だと感じて反省し、正しい道を素直に受け入れて改善すれば大人の男性に成長します。
常識から外れた行動をとる
電車の中では静かにして、飲食は控えましょうというのは暗黙のルールになりつつあります。
ですが、子どもっぽい男は楽しい気分が抑えられなくて騒いだり、空腹に負けて車内で食事を始めてしまったりします。
このように、常識外れと言われる行動をとってしまうのが子どもっぽい男です。
ただ、常識外れが良い方向に表れるケースもあります。
例えば、私たち大人は楽しいことがあっても人前であまりはしゃいだりしません。
そんな何、子どもっぽい男は感情を素直に表すことが多いので、オーバーリアクションをとって喜びを表現します。
大人ならもう少しおとなしくして……と思うかもしれませんが、「常識」や「大人だから」に囚われずに自分を表現できるのは、子どもっぽい男の良いところでもあります。
さすがに守るべきこととそうでないことの線引きはきっちりと教えないといけないですが。
ふたりきりになると甘える
職場では仕事ができて頼りになる彼氏なのに、ふたりきりになると甘えたり、赤ちゃん言葉を使ったりするのも子どもっぽい男にありがちです。
ここで大切なのは「人前ではしっかりしている」点です。
仕事もろくにできずに甘えている彼氏は、ただのダメ男です。
ですが、大人としてやることをしっかりやっていれば、ふたりきりの場面で甘えるのは問題ありません。
むしろ甘えるということは、彼女に心を開き、全面的に信頼している証です。
思い通りにいかないと機嫌が悪くなる
これは幼稚な男と一部共通しています。
子どもっぽい男は、自分の思い通りに人や物事が進まないと機嫌が悪くなります。
ただし、幼稚な男はその状況を自分の思い通りにしようとするのに対し、子どもっぽい男は不機嫌になって塞ぎ込むだけです。
クールダウンの時間をあげれば、子どもっぽい男は「そういうこともある」と学び、大人の男性への階段を歩めるでしょう。
クールダウンの前に好きな食べ物を差し入れるのも効果的です。
幼稚な男と子どもっぽい男の決定的な違い

幼稚な男は、間違ったことをしたことを指摘しても「俺がいいからいいの」と受け入れません。
子どもっぽい男は、「そうだったんだ、気をつける」と受け入れて改善しようとします。
自分の非を認めるか、これが両者の決定的な違いといえるでしょう。
彼女や周囲の人の指摘・アドバイスを素直に聞き入れて自分を正そうとするか否かで、付き合うと危険な幼稚な男か、付き合っても安全な子どもっぽい男かがわかります。
あなたの彼氏はどちらでしたか?
子どもっぽい男だった場合は、あなたが思いやりをもって接していけばいずれ、素敵な大人の男性になるでしょう。
幼稚な男性以外との恋愛成就なら
幼稚な男性ではなく、素敵な男性との恋愛成就を目指すとき、私たちはその人に好かれようとがんばります。
がんばること自体は素晴らしいのですが、その努力の仕方は間違ってはいませんか?
恋愛は、間違ったがんばり方をしてしまうと取り返しが非常にききづらく、最悪の場合は相手の男性に嫌われてしまうこともありえます。
そんな事態にならないためにも、こちらの記事で恋愛を成功させるための正しいがんばり方を知っておきましょう。
あなたの恋愛が、どうか実を結べますように。