古瀬ほしなのプロフィール

「優しい人」は好かれない! 人間的魅力を高めたいなら○○な人になろう

内面美人へ

あなたは、自分のしたことが相手にとって結果的に良いものとなったとき、「優しいね」と言われたことがあるでしょうか?

優しい人という言葉にはポジティブなイメージがあるので、言われたらうれしく感じますよね。

しかし、「優しい人」には良くない意味も込められている場合があります。

代表的なのは「優しい人には思いやりがない」ですね。

一見すると矛盾しているように聞こえますが、優しい人には思いやりがないという根拠があるのです。

優しい人の特徴

例えば、優しいと言われているA子さんという女性がいるとしましょう。

とある日のショッピングモールにて、A子さんはわんわん泣いている子どもを見つけます。

聞けば、その子どもはお母さんとはぐれてしまったとのこと。

つまり迷子になってしまったのです。

そこでA子さんは「一緒にお母さんを探してあげる」と言いました。

もうひとつ例を挙げます。

A子さんが家でくつろいでいると、旦那さんが「俺の携帯がないから一緒に探して欲しい」と頼んできました。

A子さんは「いいよ、探してあげる」と言って、家中を探しまわりました。

……このふたつには共通している点があります。なんだと思いますか?

答えは、困っている人に対して「~してあげる」と言っている点です。

優しい人は、「~してあげる」という言葉をよく使います。

ですが、この言葉は上にいる者が下の者に対して使う、いわゆる上から目線の言葉です。

この言葉には思いやりがないことが、すぐにわかると思います。

心から優しい人は、自分の目線と相手の目線を同じにして考えて発言するので、「~してあげる」という言葉は使いません。

また、「~してあげる」という言葉は、自分の行動を相手に否応なく押しつけていることでもあります。

 

思いやりがある人の特徴

優しい人に似た言葉で、「思いやりがある人」というワードがあります。

今度は、思いやりがある人はどんな特徴があるかを見ていきましょう。

先に出したふたつの例を、もう一度出します。

A子さんがショッピングモールで迷子を見つけたとき。

A子さんが優しい人であれば「一緒にお母さんを探してあげる」と言います。

しかし、A子さんが思いやりのある人であれば、「一緒にお母さんを探そうか?」と言うでしょう。

また、旦那さんが「一緒に俺の携帯を探して欲しい」と頼んできた場合。

A子さんが優しい人であれば「いいよ、探してあげる」と言います。

しかし、A子さんが思いやりのある人であれば「うん、わかった」と言うでしょう。

……思いやりがある人の特徴、わかりましたか?

思いやりがある人は、「~してあげる」という言い方はしないのです。

また、自分の行動が必要かどうかを相手に選んでもらっているのも特徴のひとつです。

携帯の例のように、相手から行動を求められた場合は、選んでもらう手順を飛ばして協力するでしょう。

 

優しい人と思いやりがある人、好かれるのは?

このように、優しい人は「自分の立場が上で相手は下だと見ている」のと「自分の行動が必要だと思い込んで、選択の余地を与えず相手に押しつけている」人のことを指します。

対して、思いやりがある人は「自分と相手の立場が同じ」で「自分の行動が必要かどうかを相手に選んでもらう」傾向にあります。

なので、優しい人というのは、実は相手に対する思いやりがないのです。

優しい人と思いやりがある人、どちらが好かれるかといえば、答えは明白です。

 

人間的魅力を高めるために○○な人を目指そう

相手の都合を考えずに自分の行動を押しつける、上から目線な「優しい人」

相手の都合を最優先に考え、対等な立場で物事を考える「思いやりがある人」

どちらに人間的魅力を感じるかといえば、多くの人が「思いやりがある人」を選ぶでしょう。

人は人間としての魅力に溢れている人に惹きつけられます。

ですので、思いやりがある人になれば、あなたの魅力は今より一層あがるでしょう。

そのためには、常日頃から自分を見つめ、自分がどういう人なのかを認識しておく必要があります。

……なぜ自分を見つめる必要があるのでしょうか?

それは、自分を大切にできない人は、相手を大切にすることができないからです。

相手がどういうふうに思っていて、それに対して自分はどのように行動すればいいのかを考え、その結果出た選択肢を相手の前に並べて選んでもらうという行為は、1日でできることではありません。

日頃から自分を大切にし、余裕を持てている人ができることなのです。

とはいえ、自分を大切にしないまま、相手を大切にするような真似はできます。

ですが、あくまで真似にすぎません。

その真似も相手にはすぐに見破られ、いずれあなたは相手の都合の良いように、雑に扱われることでしょう。

なぜかというと、自分で自分のことをぞんざいに扱っているのを見た相手は、「この人のこと、私も適当に扱っていいんだ」と思ってしまうからです。

そういった状況にならないためにも、自分のことは大切に扱いましょう。

自分を大切にし続けた人には余裕が生まれ、自然と相手を思いやる余裕もできるようになります。

ですので、自分が優しい人にあてはまってしまったからといって、すぐに思いやりのある人になろうとしなくて大丈夫です。

自分を大切にできた先に、自然と、相手を思いやる訓練ができるようになります。